京都に行くときに、わたしが必ず立ち寄るのが和菓子屋さんです!
洋菓子も大好きですが、やはり餡子などを使った和菓子も欠かせません。
2年程前に関西に引っ越しをしてきてから、京都に行く機会が格段に増えました。
ですので、予め人気の和菓子屋さんを調べておいて、京都に行く機会があるたびに目当てのお店に順番に立ち寄っています。
生菓子や、おはぎ、お饅頭、本当に京都にはたくさんの美味しい和菓子屋さんがあります。
予約必須のお店や、朝早くから並ばないと買えないお店もありました。
今回はこれまでわたしが食べた京都のお店の和菓子の中から、河原町にある「大極殿本舗」さんで食べた「琥珀流し」についてご紹介しようと思います。
河原町は京都の中でも老舗和菓子屋さんがたくさんあるエリアです。
そんなエリアにあっても「大極殿本舗」さんはとても人気のあるお店で、特に「琥珀流し」という和菓子が有名です。
「琥珀流し」は、餡子を使った和菓子ではありませんが葛切りやあんみつのように、シロップの中に四角い寒天のゼリーが入った和風デザートといった感じです。
とてもシンプルなデザートですが、その人気の秘密はそのシロップが毎月違う味にアレンジされるところ!
一度食べてもその他のシロップの琥珀流しが食べたくなってしまい、わたしもこれまでに3回も行ってきました。
まだまだ全種類食べることが出来ていませんが、これまでに食べた琥珀流しの感想をまとめました。
お店の雰囲気やアクセス方法もについてもご紹介していますので、「大極殿本舗」さんの琥珀流しが気になる方は参考にしていただけると嬉しいです!
Contents
京都河原町「大極殿本舗」の琥珀流しを食べた感想!
大極殿本舗の和菓子はとっても魅力的なものばかりです!
ですが、初めて喫茶スペースを利用される方へのおススメは「琥珀流し」です。
「琥珀流し」は、あんみつの様な和風デザートです。
器に入っているのは透明な寒天ゼリーのみで、あんみつの様にサクランボや小豆等いろいろな具が入ってはいませんが、大極殿本舗さん独自の特製シロップがかけられています。
その季節の素材を使ったシロップです。
しかもこのシロップはなんと12種類!
月ごとに代わるんです!
ということは毎月行かないと全種類は食べられないのですが、「来月はどんな琥珀流しが食べられるんだろう」と楽しみな気持ちにもさせてくれます!
どの月に行っても、どの味のシロップの琥珀流しも660円です。
琥珀流しの寒天ゼリーはそれ自体に風味はなく無色透明のゼリーなので、どのシロップがかかっていても甘くなり過ぎることなく、あっさりとした和風デザートです。
甘いものが苦手な旦那さんも「これなら美味しい」と食べていました!
わたしがこれまでに食べることができた1月と6月の琥珀流し食べた感想をご紹介します。
1月の琥珀流し:白味噌
1月はなんと白味噌を使ったシロップの琥珀流しでした!
寒天のゼリーに白味噌の白濁したシロップがかけられていてました。
透明ゼリーと、白いシロップなので見た目の華やかさはありません。
でも、アクセントにのせられた甘い金時ニンジンの紅い色が映えていました。
12種類の琥珀流しの中で唯一塩味のある素材を使っているようで、正直好き嫌いある味かもしれません。
旦那さんはあまり気が進まないようで、わらび餅を注文してたくらいです。
わたしも「味噌味のシロップ・・・?!」と驚いたのが第一印象です。
でも、クルミ味噌など甘い味噌を使った和菓子もあったな・・・と思い、興味半分で怖いもの見たさで注文してみました。
ですが、実際に食べてみるとは私は好きな味でした!
心配していた味噌の塩気はほんのりで、口に入れると甘味の方強く感じられてしっかりと和のデザートでした。
味噌の塩気はほんのりでも、風味はしっかりと感じられました。
醤油を使った甘いみたらし団子のタレのような感じだと思いました。
シロップも最後まで美味しくいただいちゃいました!
最初は気が進まなかった旦那さんも一口食べてみたら「これなら美味しいかも!」との感想でした。
なので、甘いものが苦手な方も一度は試してみても良いのかなと思います!
6月の琥珀流し:梅
6月は梅の旬ですよね。
梅シロップの琥珀流しを食べることができます。
梅酒をベースに作られているシロップのようで、ちょっとアルコールの風味がする大人の琥珀流しでした。
中央に青い梅がのせられているのですが、この梅もシロップに漬けられていたのか、梅自体もほんのり梅酒の風味がしました。
6月は梅の収穫の時期ですが、夏に向かって暑くなり始める季節でもあります。
透明のゼリーに透明のシロップなので見た目も涼しげで、そんな季節に最適なさっぱりとした味の琥珀流しだと思いました!
そしてさっぱりした大人の味なので、甘いものが苦手だと感じている方でも美味しく食べれる琥珀流しだと思いました。
甘いもが得意でない旦那さんも、この梅の琥珀流しは「美味しい!」とペロッと食べていました!
他の人の感想は?
その正体は白みそ!
てっぺんに紅い金時人参がのっていてまるでおお雑煮です!
お正月の京都の感じるデザートでした。
梅酒のさっぱり爽やかな甘みでなので、サラッと食べられました。
上にのせられている梅も大きくて食べ応えがありました。
どちらの琥珀流しも、好評のようですね!
京都河原町「大極殿本舗」お店の雰囲気やとアクセス情報
大極殿本舗さんは、京都河原町駅から歩ける場所に2つの店舗があります。
どちらの店舗も行ってみましたが、雰囲気が全然異なります!
それぞれのお店の雰囲気と、駅からのアクセスの情報などをご紹介します。
大極殿本舗本店の雰囲気
本店は、入り口にショーケースがあり販売スペースとなっています。
それを通り抜けて奥に進むと、そイートインできるスペースとなっていました。
黒い机と椅子が並んだちょっとレトロな洋風の喫茶スペースです。
壁が白いのでな、明るい雰囲気だなと思いました。
もう一つの店舗(六角店)よりも席数が多いので、数人のグループで行くときはこちらのお店の方が過ごしやすいのかなと思います!
本店営業情報
【住所】京都府京都市中京区高倉通四条上ル帯屋町590
【電話番号】075-221-3323
【営業時間】 AM10:00-PM17:00(ただし販売は9:30-18:00)
【定休日】水曜日
大丸百貨店のすぐ近く、河原町のメイン通りから少しだけ路地に入ったところにあります。
河原町の駅からはこちらのお店の方が分かりやすく、アクセスがしやすいです!
大極殿本舗六角店の雰囲気
六角店はいかにも京都の老舗和菓子屋さん!といった店構えです。
窓には格子、入り口には暖簾がかかっています。
こちらの店舗も、本店同様まず入った入り口付近は販売スペースとなっています。
その奥に明るすぎず落ち着いた照明の喫茶スペースがあります。
京都の町家ならではの、小さな中庭もあります!
テーブル席の他に畳の座敷席もありますが、本店に比べると席数が少ないです。
なので、混雑する週末は待ち時間がある可能性があります。
ですが、ご夫婦や友達など2人程度で行くときは問題ないと思うので、せっかくに京都の和菓子屋さんに行くのであれば、わたしは個人的にはこちらの六角店の方がおすすめです!
六角店アクセス情報
【住所】京都府京都市中京区六角通高倉東入ル南側堀之上町120
【電話番号】075-221-3311
【営業時間】AM10:00-PM17:00(ただし販売は9:00-19:00)
【定休日】水曜日
大通りを入って5分程度歩いた、落ち着いた雰囲気の街並みの場所にあります。
河原町駅から向かうときは、本店の前を通り過ぎます。
お店が前がとても雰囲気がある外観なので、それを目印に探してみてください!
まとめ
京都河原町にある老舗和菓子屋さん「大極殿本舗」の琥珀流しを食べた感想をご紹介してきました!
寒天ゼリーかけられるシロップは毎月変わるので、琥珀流しは全12種類もあります。
わたしの食べたのは白味噌と梅の2種類ですが、どちらも美味しかったです!
京都にはたくさんの和菓子屋さんがありますが、「全ての琥珀流しを食べてみたい!」と思いこちらのお店には何度も通ってしまいます。
2店舗あるお店の雰囲気もご紹介しているので、近くに行かれる際は参考にしていただけると嬉しいです!
とろみがある甘めの白みそシロップがかけられています!
ゼリーにシロップをしっかりからめて食べても、そのままプレーンでたべても美味しかった!
京都の1月のお味に白味噌はぴったりでした。